寄贈する神馬の写真を手にするピーターズ副首相兼外務大臣(左)と稲葉宮司=20日午後、日光市山内

 日光市山内の日光東照宮と交流が深いニュージーランド政府は20日、同国の白馬「コーマル」を東照宮の神馬(しんめ)として寄贈すると発表した。ウィンストン・ピーターズ副首相兼外務大臣が同日、東照宮を訪れ、写真を稲葉久雄(いなばひさお)宮司に手渡した。同国の神馬贈呈は1977年の初回以降、4回目。昨秋、病死した3代目の寄贈神馬「光徳(こうとく)号」の後継馬とする。

 ニュージーランドによる寄贈は、76年に同国首相が東照宮を訪問した際、当時の神馬が同国産であることを知り始まった。初代丸泰(まるたい)号に続き、81年に光波(こうは)号、2005年に光徳号を贈っている。

 光徳号は昨年9月、人間の年齢で70歳ほどに当たる22歳となって体調を崩し、手厚い看護を受けたが病死した。東照宮が同国大使館へ報告したところ、間もなく新たな神馬の贈呈について打診があったという。

 4代目となるコーマルはアンダルシアン種で雄の10歳。