ミニかまくらがライトアップされた会場=31日午後6時5分、日光市湯西川

 日光市の湯西川温泉街で31日、冬の風物詩「湯西川温泉かまくら祭」が始まった。27回目の今年は暖冬の影響で積雪がほぼない異例の事態となったが、毎年楽しみにしている人たちの期待に応えようと、同じ栗山地域の山間部から雪を運び入れ、開催にこぎ着けた。3月1日までの予定。

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 湯西川温泉旅館組合が中心の同実行委員会主催。全国的な雪不足の中、片道2時間半かけて10トントラック約40台分の雪を集めたという。沢口河川敷会場には、旅館関係者らが手掛けた高さ約40センチのミニかまくらが100個以上並んだ。

 この日は待望の雪が舞い、辺り一面銀世界に。午後4時半、ミニかまくらにろうそくがともされると、日本夜景遺産にも認定されている幻想的な冬景色が広がった。バーベキューを楽しめるかまくらも並び、観光客が次々と来場した。

 実行委員長の伴輝彦(ばんてるひこ)さん(58)は「一度も途切れることなく開催してきたので、みんなが強い気持ちで一丸となって準備した。多くの方に楽しんでいただきたい」と話す。