「インフルエンザ予防と同様に手洗いなどの徹底を」と話す森沢感染制御部長=30日午後、下野市薬師寺

 新型コロナウイルスによる肺炎への警戒が強まる中、自治医大付属病院感染制御部の森沢雄司(もりさわゆうじ)部長(53)=臨床感染症学、感染管理学=が30日、下野新聞社の取材に応じ「新型と聞くと怖いと感じるかもしれないが、過度に不安にならず手洗いやアルコール消毒で予防を徹底してほしい」と述べた。

 森沢部長は、新型コロナウイルス感染症について全貌が明らかでないとした上で、主な症状はせきや発熱、潜伏期間は長くても2週間と考えられるとした。患者のうち重症化するのは2割ほど、患者1人から感染する人数はおよそ2・5人。感染経路は接触や飛沫(ひまつ)感染で、現段階では空気感染は考えにくいとし、致死率は「3%を切るのではないか」との見方を示した。