足利銀行から県に派遣され、福田知事(右)にあいさつする清水さん(中央)=29日午後、県庁

足利銀行から県に派遣され、福田知事(右)と握手を交わす清水さん=29日午後、県庁

足利銀行から県に派遣され、福田知事(右)にあいさつする清水さん(中央)=29日午後、県庁 足利銀行から県に派遣され、福田知事(右)と握手を交わす清水さん=29日午後、県庁

 県は29日、昨年の台風19号で被災した中小企業・小規模事業者を支援する補助金の事務処理支援要員として足利銀行から1人の派遣を受け入れた。派遣は6月30日までの5カ月。県人事課によると、県が災害関係で本庁の事務処理に民間から支援要員を受け入れるのは初めて。

 県はグループ補助金、県地域企業再建支援事業費補助金を受け付け、復興事業計画認定、補助金交付の事務処理を進めている。

 県産業労働観光部は当初、9人で中小企業等復興支援チームを発足させて対応してきたが、相談や処理する事務量の増大に伴い、昨年12月末に派遣会社から要員8人を加えた。今月14日からは兼務する職員を増やした。

 29日から足銀営業推進部の清水雅之(しみずまさゆき)部長代理(29)が加わった。清水さんは2年間、経済産業省に出向し、行政事務にも精通しているという。

 この日、清水さんのあいさつを受けた福田富一(ふくだとみかず)知事は「県内の産業界のために力を貸してください」と述べた。直近まで本部で補助金業務などに就いていた清水さんは取材に「被災された事業者に対し、一日も早い復旧復興の支援ができるよう全力で取り組んでいきたい」と語った。