県内は29日、低気圧が接近した影響で県南を中心にまとまった雨が降った。

 宇都宮地方気象台によると、雨は27日夕から降り始め、29日未明から朝をピークに同日昼ごろまで断続的に降り続いた。1時間降水量は那須烏山で23ミリ、今市19ミリ、佐野16・5ミリを記録するなど19観測地点のうち、10地点で1月としては観測史上最大を記録。

 県によると、大雨の影響で茂木町茂木の民家1棟が床下浸水した。茂木町、鹿沼市など9市町に洪水警報が、小山市に大雨警報が出され、29日昼までに全て解除された。

 また、やや強い風が吹き、宇都宮で同日午前6時に最大瞬間風速22・9メートルを観測。県などによると、風で樹木が配電設備に接触し、鹿沼市富岡で約200軒が約2時間半停電した。

 一方、気温は上昇し、佐野で1月の観測史上最高となる20度を記録するなどこの日の最高気温は3月下旬から4月下旬並みとなった。