100年前に濱田とリーチが開窯し、現在に伝わる「リーチポタリ-」。益子とセントアイヴスの交流のシンボルにもなっている(2016年撮影、益子陶芸美術館提供)

 人間国宝の陶芸家濱田庄司(はまだしょうじ)(1894~1978年)が英国を代表する陶芸家で友人のバーナード・リーチ(1887~1979年)と共に1920年9月に英国セント・アイヴスで西洋初の登り窯を築いてから今年で100年の節目を記念し、益子町で5月から「益子×セントアイヴス100年祭」が開催される。濱田の町内初公開作やリーチの作品を通じ益子の現代陶芸への流れを鑑賞する益子陶芸美術館の特別企画展や限定グッズの販売、セント・アイヴスの食文化の紹介といった多彩なイベントが11月まで繰り広げられる。

 益子焼協同組合や益子焼販売店協同組合、町観光協会の代表らでつくる同祭事業実行委員会(委員長・濱田友緒(はまだともお)濱田庄司記念益子参考館長)が主催。

 セント・アイヴスは英国南西部コーンウォール州にある人口約1万1千人の観光都市。濱田とリーチが共に登り窯を築き工房「リーチポタリー」を開窯したことが縁で町と交流が始まり、2012年に友好都市を締結した。