【ワシントン共同】トランプ米大統領は29日、メキシコ、カナダと結ぶ北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定の実施法案に署名し、批准する。メキシコは既に批准作業を終え、残るカナダが承認すれば発効する。11月の大統領選に向け、通商分野での実績にしたい考えだ。日本の自動車メーカーなど北米に投資する企業にとっては経営環境が見通しやすくなる。

 新協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」は、米国への製造業回帰を求める米政権の意向を反映した。自動車関税の撤廃基準は、域内での部品調達比率を62・5%から75%に引き上げる。