新型コロナウイルスによる肺炎で日本人の感染者が初めて確認された28日、収束の見えない事態に、県内観光、経済関係者は懸念を一層強めた。県内での打撃はまだ目立たないものの、訪日客に人気のレジャー施設は春季の集客、旅行会社は県民の海外旅行控えを危惧。中国湖北省武漢市の関係店舗が休業を余儀なくされた企業もあり、事態が長期化すれば県内経済に影響するとの見方が出ている。

 入園者の2割近くが外国人客という「あしかがフラワーパーク」(足利市)。中国が海外への団体旅行を禁止した措置を受け、担当者は「今のところ客足に影響はないが(4、5月の)『大藤まつり』は訪日客に人気が高い。事態が長引けば分からない」と案じた。