新型コロナウイルスによる肺炎拡大で、中国が27日から海外への団体旅行を禁止する措置を取ったことを受け、那須町は同日、2月7日に同町東陽小で予定されていた児童と中国人小中学生との交流事業を中止したと発表した。ツアー全体を企画した中国の旅行会社から同町内での交流事業を手配した大田原ツーリズム(大田原市本町)に26日夜、メールで来日を中止する旨の連絡があったという。

 来日を予定していたのは中国広東省にある広東外語外資大付属仏山外国語学校の小学生5人、中学生10人と教職員ら計約20人。

 東陽小との交流事業を手配した大田原ツーリズムによると、一行は2月4~13日の9泊10日の日程で、那須町や日光市のほか、東京、京都など計7都府県を訪問する予定だった。県内では6日に同市内を観光した後、同町内の5軒程度の農家で民泊し、7日に東陽小児童と交流する予定だった。

 同社によると、中国の旅行会社からメールで「ツアー自体を中止するという連絡があった」という。

 交流を予定していた東陽小は「初めての企画だったが、実施が近くなれば心配する保護者からの問い合わせも想定される。中止の決定は仕方ない」とした。