5区で首位に立った鹿沼A・前田=栃木市

 序盤でレースの流れに乗る-。駅伝のセオリー通りのレースを展開した鹿沼Aに待っていたのは、37年ぶりの往路優勝というご褒美だった。

 実業団の第一線で活躍する26歳の実力者がチームをけん引した。1区に起用した横手健(よこてけん)(富士通)が「自律神経の病気が良くなったのはここ数カ月」と本調子とは言えない中で、最後までトップに食い下がり13秒差の2位でたすきリレー。黒川昌寿(くろかわまさとし)監督は「あれが大きかった」と振り返る。