【栃木】市の魅力を幅広く発信し、人口減の抑制などにつなげようと、市は26日までに、シティプロモーションの第2期行動計画(素案)をまとめた。昨年、市内外の住民を対象に実施したアンケートの結果、市の観光資源としてイチゴなどフルーツに魅力を感じている人が最も多いことなどが判明。市はアンケート結果を参考に、イチゴ狩りやブドウ狩りなど年間を通じたフルーツ狩りの取り組みに力を入れる。

 市は2017年度、第1期の行動計画を策定。同年度からの3年間を「浸透」の時期と位置づけ、各施策を展開した。第2期は20年度からの4年間。

 アンケートは昨年8月、携帯電話会社のシステムを使って実施。市、県内近隣9市町、関東主要都市、全国主要都市などの20~79歳までの男女約1万5千人から回答を得た。

 「栃木市の何に魅力を感じるか」との観光資源についての問い(複数回答)には、「イチゴやブドウなどフルーツ」との回答が市内外とも多かった。「歴史的建造物の町並み」「太平山など花の名所」などが続いた。一方で、市は「歴史的建造物…」や「とちぎ秋まつりなどのイベント」を挙げた回答は想定よりも低かったと受け止めている。

 このほか「自分の住む町が好きか」との問には、栃木市民の78%が「好き」と回答し、近隣9市町の住民に比べて最も高かった。また、関東主要都市の住民の73%、全国主要都市の住民の58%の住民が「栃木市を知っている」と回答した。

 市シティプロモーション課の担当者は「市民には市への愛着心をさらに育んでもらえるよう、市外の人には市のファンとなってもらえるよう、統一感のあるプロモーションを展開したい」としている。

 市は2月20日までパブリックコメント(意見公募)を実施し、3月下旬の計画決定を予定している。