酒仕込み唄のリズムに合わせ、櫂棒を回すおかみら

 栃木県日光市湯西川で31日夜から始まる予定の「湯西川温泉かまくら祭」(同実行委員会主催)を前に、温泉のおかみ3人が23日、益子町塙の外池酒造店を訪れ、祭りの来場者に振る舞うどぶろくの仕込み作業に励んだ。

 同社の外池茂樹(とのいけしげき)社長(60)と温泉旅館関係者が旧知の間柄だったことが縁となり、2011年から行われている恒例イベント。「おやど湯の季(とき)」の伴美幸(ばんみゆき)さん(61)と「湯西川館」の伴弘美(ひろみ)さん(55)、「湯乃宿清盛」の伴佳穂里(かおり)さん(35)が杜氏(とうじ)の小野誠(おのまこと)さん(39)と共に発酵途中のコメ、糀(こうじ)、水を攪拌(かくはん)する「櫂(かい)入れ」を実施。酒仕込み唄に合わせ、約350リットルを櫂棒でゆっくりとかき混ぜた。

 実行委統括部長の伴弘美さんは「雪不足ですが温泉一丸となってかまくら祭を開き、例年好評のどぶろくも来場者に提供したい」と話している。