萩生田文科相(中央)に要望書を手渡す益子町の大塚町長(左から2人目)ら=22日午後、文部科学省

 「焼き物文化」を軸に日本遺産の共同申請の準備を進めてきた益子町と茨城県笠間市は22日、本県教委を通じて文化庁に申請した。地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語る「ストーリー」のテーマは「かさましこ~兄弟産地が紡ぐ“焼き物語”~」とした。大塚朋之(おおつかともゆき)町長と山口伸樹(やまぐちしんじゅ)市長が同日、文部科学省を訪れ、萩生田光一(はぎうだこういち)文科相にアピールした。認定の可否は5月中旬ごろ発表される見通し。

 益子町は2016年度から日本遺産に申請し、4回目。今回初めて他自治体と共同での認定を目指す。

 笠間と益子はかつて宇都宮(うつのみや)氏の統治下にあった。益子焼は18世紀中期に誕生した笠間焼の流れをくみ、同じ文化圏の中で焼き物を通してつながりがある。