2010年上演の市民ミュージカル「心に太陽を持て」で役を演じた市民ら(市教委文化課提供)

 【栃木】1市3町の合併から今年で10年を迎えるのを記念して、市市民ミュージカル実行委員会などは、12月19、20日に市民参加型ミュージカル「~学童集団疎開~忘れがたきふるさと とちぎ」を上演する。都内から旧岩舟町に学童疎開した麻布国民学校をモデルとした内容で、総勢100人以上が出演予定。同実行委は「多くの方の協力を心からお願いしたい」と出演者を募集している。

 新市発足を記念して2010年に上演され好評だった市民ミュージカル「心に太陽を持て」以来の上演。市民と共に作品を作り上げることで市の節目を祝福し、文化芸術の振興を図ろうと企画した。

 映画監督の山田洋次(やまだようじ)さんなどの作品にも携わり、「心に太陽を持て」にも参加した振付家石橋寿恵子(いしばしすえこ)さんが演出・振付を担当。疎開生活の中で子どもたちが書いたとされる日記を参考に、地元住民との交流などを描く。今年は戦後75年を迎えることから、平和の大切さを訴える。

 出演希望者が多い場合はコーラス役を増やすなど、全員が参加できるよう対応するという。同実行委の大木洋三(おおきひろみつ)委員長(76)は「台風19号の被災からの復興に向けた明るい話題でもある。みなさんと共に良い作品を作りたい」としている。

 出演希望者のオーディションは4月19日に実施する。対象は小学3年以上で、経験は問わない。参加無料で、申し込みは3月31日まで。申込書に必要事項を記入し、市教委文化課へ提出(メールやFAXなども可)。出演者の参加費は5千円、中学生以下2千円。(問)同課0282・21・2495。