2019年3月に開催された「ツール・ド・とちぎ」

 県は21日までに、県内全域を舞台とした市民参加型のサイクルイベントを、来年5月に開催する方針を固めた。全域を走る長距離コースだけでなく、各地域で体験型イベントを組み込んだコースを設けるなど多彩な内容とし、参加者に本県の魅力を発信する。3月の第4回大会で終了する国際自転車ロードレース「ツール・ド・とちぎ」の後継イベントとの位置付け。2020年度一般会計当初予算案に、準備経費500万円を計上する。

 市民参加型のサイクルイベントは県内各地で盛んだが、全域を舞台とした参加型イベントは初めて。長距離コースは、県北部の山岳地帯、県央・県南部の街並みや田園風景を宿泊して走ってもらう構想だ。

 継続的な開催を想定しており、走行地域を年ごとに変える日帰りコースも設ける。初心者や家族向けの短距離コースでは、各地域の特色を生かした体験型イベントと組み合わせて本県のさまざまな魅力をPR。観光客や交流人口の増加につなげる狙いもあるという。