宇都宮市教委は全国学校給食週間(24~30日)に合わせ、中学生が考案した弁当を24日から市役所で販売する。祖父との思い出を再現した彩り豊かな栄養バランスの良い弁当で、家庭科の学習成果が発揮されている。
販売するのは、若松原中2年高木楓伽(たかぎふうか)さん(14)と同森春菜(もりはるな)さん(13)が考案した「じぃじに贈る 栃木の恵みと思い出再現弁当」。2019年度の市「あなたのためのお弁当コンクール」で最優秀賞に選ばれた作品だ。
それぞれの祖父の健康を考え、老化防止や生活習慣病の予防に効果があるといわれるイワシを使い4色で四季を表現した「イワシの4色蒸し」や一緒に訪れた日光東照宮・陽明門の柱の模様を模した「思い出のくるくる稲荷」などを詰め、2段重ねにした。
業者が販売用にアレンジしたものを高木さんらが試食し、商品化した。販売は24日と27~30日。800円(税込み)。予約を含め1日60食。市役所16階「やっちゃ場食堂」で午前11時~午後2時に販売する。
(問)同食堂028・632・2974。