色づく前の青い実が目立つイチゴハウス=17日午後、上三川町上三川

色づく前の青い実が目立つイチゴハウス=17日午後、上三川町上三川

色づく前の青い実が目立つイチゴハウス=17日午後、上三川町上三川

色づく前の青い実が目立つイチゴハウス=17日午後、上三川町上三川 色づく前の青い実が目立つイチゴハウス=17日午後、上三川町上三川 色づく前の青い実が目立つイチゴハウス=17日午後、上三川町上三川

 今季の2020年産(19年10月~20年6月)イチゴの収穫期序盤は、例年になく出荷量が落ち込んだ。県内農家は「これまでに経験がない」「遅れを完全に取り返すのは難しい」と深刻に受け止める。クリスマスや年末年始など単価の高い時季に間に合わなかった農家もあり、農業経営にも打撃となりそうだ。

 17日、上三川町上三川。約32アールでとちおとめを栽培する同所、農業杉山和敏(すぎやまかずとし)さん(66)のハウスは、赤く色づく前の青い実が目立った。

 杉山さんは「本来ならもっと赤くなっている時季なのに。(今月中旬までの)出荷量は前季の7割にも届かないかもしれない」と嘆く。

 昨年11月には例年通り今季の収穫が始まった。ところが、初めの収穫の後、いつもならすぐ収穫に取り掛かれるはずの次の花房がなかなか実らなかった。花付きと実の生育が共に遅れ、収穫は20日以上後ろにずれ込んだ。

 年末年始の贈答用に大粒のイチゴは需要が高い。「今回はほとんど間に合わなかった。単価が高い時季の遅れは痛い」と肩を落とす。