乳牛全国大会で2冠 那須拓陽高牛部が栃木県内初

 【那須塩原】全国の酪農家らの代表牛が一堂に集まる乳牛の共進会「第9回全日本ブラックアンドホワイトショウ」で、那須拓陽高牛部が未経産クラスの月齢別の部で優勝した。同校によると、同共進会で経産クラスも含め県内の高校が優勝するのは初めて。今回から新設された未経産牛を出品した高校や専門学校を対象にした部門でも優勝し“2冠”を達成した。顧問の冨山義和(とみやまよしかつ)教諭(36)は「未経産の牛の仕上がりは人がどれだけ世話をするかで変わってくる。(受賞は)生徒が頑張って世話や管理をした成果」とたたえた。

 同共進会は全国ホルスタイン改良協議会(東京都中野区)の主催。乳牛の体形や資質の改良水準を比較・検討し、酪農業の発展につなげようと約5年ごとに開いている。全国規模の乳牛の共進会はこのほか一つしかないという。

 今回の共進会は4月中旬、静岡県御殿場市で開催。同校は月齢21カ月以上24カ月未満が対象の第5部に「タクヨウ キャピタル ハッピー キキョウ」を出品。酪農家や高校などが出品した12頭のうち、「体長や体高が優れ、首や脚の長さなどのバランスも良く、歩く際の脚の運びも美しい」などと評価されたという。

 また同校は一般も含めた未経産クラスの月齢別の第1~5部で、上位入賞した高校や専門学校、大学を対象に初めて設けられた「学校・ジュニア・チャンピオン」も受賞。全5部で18校が出品した計21頭の頂点に立った。