名刹雲巌寺が手拭いに お土産の要望応え商品化 大田原

 【大田原】黒羽商工会は、「本物の出会い 栃木デスティネーションキャンペーン(DC)」に関連するテレビCMで注目を浴びている雲巌寺をデザインした手拭い1千本を製作した。同寺は観光PRをしていないため、「お土産が欲しい」という観光客の要望に応えた。売り上げの一部を市教委に寄付し、小中学校の図書購入費に充ててもらう。今月から道の駅那須与一の郷や黒羽観光やな、市観光協会などで販売している。

 雲巌寺は平安時代後期に開山し、鎌倉時代に臨済宗寺院として再建された名刹(めいさつ)。松尾芭蕉(まつおばしょう)が「木啄(きつつき)も 庵(いお)は破らず 夏木立」と句を詠んだことでも知られ、吉永小百合(よしながさゆり)さんが出演するJR東日本のCMの舞台となった。

 2月の放映以来、県内外から観光客が続々と訪れているが、禅の修行のための道場である同寺では観光客向けの売店を設けておらず、周囲に土産物店もない。そこで商工会は旅の思い出にしてもらおうと、手拭いを製作。多くの観光客が見込まれるゴールデンウイークに合わせ、今月から販売を開始した。

 (問)商工会0287・54・0568。