奇岩群のセッコクラン見頃 宇都宮・大谷

 【宇都宮】大谷地区の奇岩群に着生するランの一種、セッコクランが見頃を迎えている。

 中でも立岩街道の川沿いにある「弁慶の太刀割り岩(亀岩)」には、まとまって咲いているのが見える。田下町、無職田島孝夫(たじまたかお)さん(75)は「今月3日ごろから咲き始めた。白に交じって淡いピンク色のものも咲いている」と話す。

 小さくかれんな花は、他の岩の壁面にも探すことができる。県立博物館によると、セッコクランは北海道以外に分布。県内では市内のほか日光、鹿沼、塩谷、那珂川の各市町で確認されている。かつて多く見られたが、園芸目的の採取や森林伐採の影響で、減少傾向にあるという。