バラ園、地域交流の場に 宇都宮の野沢さんが無料開放

 【宇都宮】西刑部(おさかべ)町、農業野沢健靖(のざわたけやす)さん(73)が12日、同所にバラ園をオープンする。2015年までブルーベリー農園を有料で経営していたが、高齢になったことなどから閉園。しかし「自身の生きがいに」と新たにバラ園を造り、地域交流の場として無料開放することにした。

 野沢さんは、11年間にわたり約50アールのブルーベリー農園を経営。摘み取りの客は1時間1組しか受け入れず、密なコミュニケーションを図っていた。しかし年齢とともに体力の衰えを感じ、納得のいく農園管理ができなくなったため15年末に閉園した。

 ブルーベリーの木を譲渡し、整地すると「燃え尽き症候群状態になった」と打ち明ける野沢さん。自宅の庭にさまざまな植木や花を植えていたことからバラ園の開設を思いつき、17年秋から植栽を始めた。

 野沢さんは「バラは気品があり品種も豊富。育てるのが難しいと言われるがやりがいがある」と話す。色や芳香、枝の伸び方に特徴がある「パシュミナ」「プリンセスドゥモナコ」といった38種類のバラを植え、ツル系用にアーチやフェンスも設置した。ハーブなどほかの草花との組み合わせも楽しめる。

 午前9時~午後4時。月、火曜日定休。無料だが、野沢さんに声を掛けて入園する。(問)野沢バラ園090・4755・2433。