ドラッグストアチェーンのカワチ薬品(小山市卒島、河内伸二(かわちしんじ)社長)は8日、都内で2018年3月期の決算説明会を開き、売り場面積約1千~1500平方メートルの中規模店舗を中心に今期20店舗(子会社3店舗含む)を既存エリアに出店することを明らかにした。また自動発注システムを導入するなど店舗運営の効率化を図るほか、客に対するカウンセリング力を強化するため、店舗の従業員を指導する専門チームを設ける。グループでの商品一括仕入れによる原価低減にも取り組む。

 同社はこれまで売り場面積約1300~3300平方メートルの大型店を中心に出店してきた。しかし高齢者が増えるなどの要因により、店舗商圏が狭まっていることから、「身近にあり、生活者から社会インフラの一つに数えてもらえるようにする」(浅野雅晴(あさのまさはる)常務)。

 中規模店舗を増やし、駅前や中心商店街などに小規模店舗の出店も検討してドミナント戦略を強化する。また調剤薬局は大型店舗への併設計画が完了したことから、今期から中規模店舗への併設を始める。

 また今期は、既存店(3月末時点で329店舗)へのセルフレジ導入を約30店舗増やし、約130店舗にする。さらに上期には、情報通信技術(ICT)を活用し、商品の売れ行き状況などに応じた自動発注システムも雑貨などから導入する。