地肌が露出する那須温泉ファミリースキー場のゲレンデ。14日は5センチほどの積雪があったがオープンの見通しは立っていない=12日、那須町湯本、同スキー場提供

 全国的な暖冬による雪不足で県内スキー場の明暗が分かれている。十分な積雪がないため、那須温泉ファミリースキー場(那須町湯本)は14日現在、今シーズン一度も営業できず、日光湯元温泉スキー場(日光市湯元温泉)などは一部コースのみで営業している。一方、人工降雪機を導入して全面滑走可能なハンターマウンテン塩原(那須塩原市湯本塩原)は、周辺スキー場の需要も取り込んで利用客が伸びている。

 宇都宮地方気象台によると、昨年12月の積雪は那須高原で平年の19センチに対し7センチ、日光市の土呂部で同33センチに対し15センチと、ともに半減以下。「あちらこちらで地肌が露出している」「冬型の気圧配置にならず、どうしようもない」。スキー場関係者は雪不足を嘆く。

 天然雪のみで営業する那須温泉ファミリーの14日時点の積雪は約10センチ。同時期に積雪60センチで全面滑走可能だった昨年と状況は一変。リフト管理責任者の小山田正文(おやまだまさふみ)さん(63)は「自然が相手なので、待つしかない」とお手上げ状態だ。