1月15日は「いちご王国・栃木の日」。県が定めてから3年目を迎えた今年も、多彩なプロモーションが予定されている▼もともと、本県が50年連続のイチゴ生産量日本一が確実になったことを契機に始まった。昨年は台風19号によるビニールハウスの浸水被害のほか、秋口の高温で実の生育が心配されたが、その後は順調という▼県農政部は、2020年産(19年10月~20年9月)も日本一は確実と見込む。何よりも特筆すべきは、酸味が少なく甘さが際立つ「栃木i37号」と白い果実の「ミルキーベリー」という二つの新品種の販売が始まったシーズンということだろう▼i37号は21年産からの販売を予定していたが、市場関係者などから「早く売ってしてほしい」との要望があり1年前倒しにした。愛称を六つの候補から選ぶ投票キャンペーンを3月まで行っている。思わず手にしたくなるような名になればいい▼15日はいちご王国をPRするイベントを県庁で開く。今回力を入れているのは「王国の見える化」だ。JR宇都宮駅の照明柱にフラッグを設置するほか、タクシーやトラックなどのドアに貼ったマグネットシートで、王国に来たことを来県者などに実感してもらう▼同駅ビル2階にはイチゴのスイーツを中心に提供するカフェがオープンした。王国は進化し続けている。