条件付き企画競争入札で売却される「旧御幸町分庁舎」

 【日光】市は御幸(ごこう)町にある「旧御幸町分庁舎」を企画競争入札の「条件付き公募型プロポーザル」で売却する。2年前から使用しておらず、世界遺産「日光の社寺」の門前町にふさわしい活用を提案できる事業者を公募している。市有財産を公募型プロポーザル方式で売却するのは初めて。

 対象物件は、東武日光駅から徒歩で10分。国道119号沿いに面した約215平方メートルの土地と、築約38年の鉄骨2階建て延べ床面積約180平方メートルの建物。国内外から多くの観光客が往来するなど立地が良く、既に県内外から問い合わせが入っている。

 売却基準価格は682万円。市は売却条件として、門前町の顔となるような魅力的な施設の活用と、まちなかに活気を与え長期的に利用できる提案を求めている。

 市資産経営課は「お金を得るためだけでなく、地域のためになるアイデアをもった民間業者に、市の財産を売却する方法を選択した」と話している。応募書類の受け付けは2月7日まで。同18日に審査、選定する。

 旧御幸町分庁舎は、元東京電力のサービスセンターだったが廃止後、1999年に旧日光市が購入した。これまでNPO法人に業務委託して、市民向けパソコン教室などに利用されていた。

 (問)市資産経営課公共施設マネジメント係0288・21・5132。