茂木の野州たかむらが都内に営業拠点 キャンディー紹介、商品企画力を強化

 あめ・キャンディー製造の野州たかむら(茂木町茂木、小崎和江(おざきかずえ)社長)は今夏、都内にショールームを兼ねた営業拠点を構える方針だ。販路開拓とともにデザインなど東京での商品企画力を強化し、自社ブランド商品の全国展開を目指す。

 相手先ブランドによる生産(OEM)が主力だった同社は2012年以降、自社商品開発とともに販路開拓を重視している。各種展示会に積極的に出展し、新規顧客を開拓している。

 展示会で同じ形ながら色や柄の異なる100種近いカラフルな棒キャンディーを展示したところ、キャンディー専門店や土産品店から単品の数は多く要らないが、何種類かをセットで購入できないかという要望があり、12種セットを商品化したこともあったという。

 東京に拠点を構えるのは、展示会で接点のできた流通業者と、数百アイテムに及ぶ商品を見ながら具体的な商談を進めやすくすることが狙い。「関西方面の方と商談を進める場合、なかなか茂木まで来てもらえない」(小崎峻(おざきしゅん)営業担当)という。主力商品「どうぶつべっこう飴(あめ)」シリーズなどを西日本に広げる考えだ。

 全国に通用する商品づくりには、情報量が多い東京での企画力、デザイン力の強化が欠かせず、新たに専門の社員を置く予定。現在、立地を含め物件を調査している。また海外でのテストマーケティングを重ね、輸出も視野に入れる。