希少な「カワサバ」初展示 ヤマメとイワナの交雑種 大田原・県なかがわ水遊園

 【大田原】佐良土の県なかがわ水遊園で、ヤマメとイワナの交雑種である珍しい「カワサバ」が展示されている。4月上旬、県北の川で一般の釣り客が釣り上げ同園に持ち込んだ。同園が確認したのは2例目で、展示するのは初めて。

 カワサバは、体の「虫食い模様」がサバに似ていることから、そう呼ばれるようになった。ヤマメとイワナは産卵の場所や時期が異なるため、自然界ではごくまれにしか産まれない。ダムや堰堤(えんてい)の建設、放流などで生息域が変化し、交雑したと考えられている。

 展示されているカワサバは体長約15センチ。ニッコウイワナに似た体形で、ヤマメ特有のパーマーク(楕円(だえん)模様)がある。展示飼育チームの日下部雄太(くさかべゆうた)技師(30)は「前回持ち込まれたときは死んでしまって展示できなかった。早めに来館してじっくり見てほしい」と話す。