洪水発生の恐れがある際に住民の主体的な避難を促そうと、国土交通省関東地方整備局は5月1日から、洪水情報の緊急速報メールの配信対象を広げ、国が管理する管内の「洪水予報河川」全てを対象とする。県内ではこれまで鬼怒川や那珂川など4河川が配信対象となっていたが、今回新たに5河川が追加される。配信地域は県内14市町から18市町に拡大される。

 洪水予報河川は、流域面積が大きく、洪水により大きな損害につながる恐れがあるとして国が指定した河川。県内で新たに配信対象となる河川は利根川、渡良瀬川、思川、巴波(うずま)川、桐生川の5河川。足利、栃木、佐野、野木の4市町が、新たに配信地域として加わる。

 配信は(1)基準観測所で氾濫危険水位に到達(2)河川の水が堤防を越えて流出(3)堤防が壊れ河川の水が大量に流出−の3段階。氾濫危険水位は市町村長が避難勧告を発令する判断の目安となっている。

◆洪水情報配信の追加対象の河川とエリア

河川名  配信対象エリア

利根川  小山、足利

渡良瀬川 小山、足利、栃木、佐野、野木

思 川  小山、栃木、野木

巴波川  小山、栃木、野木

桐生川  足利