那珂川マンゴー、間伐材のテラスで 交流型直売施設「あかねてらす」オープン 

 【那珂川】循環型社会の実現を目指す「町地域資源活用協同組合」は29日、谷田に交流型直売施設「あかねてらす」をオープンさせた。西側に田畑が広がる見晴らしの良いロケーションに、県産ヒノキの間伐材を使った約630平方メートルのウッドデッキのテラスを整備した。町内でハウス栽培されたマンゴーを使ったデザートなどを提供し、施設を拠点に組合の活動の周知や地域活性化などを図る。

 組合は町内の木材業者や鮮魚小売業者、農家などでつくられ、組合員が木質バイオマスを燃料とするボイラーの余熱を使ったマンゴー栽培やウナギ養殖など、地域資源を活用したさまざまな事業に取り組んでいる。

 施設は国道294号沿いに整備し、夕日の風景が美しいことから名付けた。テラスは縦約36・4メートル、横約17・3メートルで、約80席あるテーブルやカウンター席も全て木製。直売所も設けた。総事業費は約1千万円で、このうち約750万円はとちぎの元気な森づくり県民税事業の助成を受けた。

 運営はマンゴーを栽培している組合員の鈴木栄子(すずきえいこ)さん(56)が主に担当する。マンゴーを使ったチーズケーキや生クリーム大福をはじめ、施設近くにある星の見える丘農園の果物、町産の農産物、飲み物などを販売する。

 29日はオープニングセレモニーが開かれ、組合の小林博(こばやしひろし)代表理事(53)は「景色を楽しみながら歓談してほしい」と述べた。