「宇都宮氏軍旗」を特別展示 栃木県立博物館で企画展

「宇都宮氏軍旗」を特別展示 栃木県立博物館で企画展

 【宇都宮】本県の伝統工芸品を紹介する県立博物館の企画展「とちぎの技・匠(たくみ)」が28日から開催されるのを前に、関係者向けの内覧会が27日、同館で開かれた。昨秋の特別企画展「中世宇都宮氏」で展示され、今春同館に寄贈された「宇都宮氏軍旗」も特別展示される。6月17日。

 企画展は、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて本県の魅力を国内外に発信するとちぎ版文化プログラム「リーディングプロジェクト事業」の一環。

 ユネスコ無形文化遺産の「結城紬(つむぎ)」に使われる糸車や織り機など約350点を展示し、手作業の工程を紹介している。世界遺産二社一寺の修理などを担う「日光社寺文化財保存会」が保持する漆塗りや彩色の技術も伝える。

 「宇都宮氏軍旗」は1549年に那須氏との合戦で使用したもので、現存する宇都宮氏唯一の軍旗とされる。映画の小道具などを手掛ける高津商会(京都市)が所蔵していたが、「中世宇都宮氏」展をきっかけに今年3月に県立博物館へ寄贈。同館所蔵となった。

 (問)同館028・634・1311。