惜しくも3位となり、応援席へ向かう矢板中央高イレブン=11日午後4時30分、埼玉スタジアム

 第98回全国高校サッカー選手権大会は11日、さいたま市の埼玉スタジアムで準決勝を行い、本県代表の矢板中央は静岡県代表の静岡学園と対戦、後半ロスタイムにPKで決勝点を許して0-1で惜しくも敗れ、同校としては初、県勢では1965年の第43回で準優勝した宇都宮学園(現文星芸術大付)以来、55年ぶりの決勝進出はならなかった。

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 2年ぶり3度目の準決勝に挑んだ矢板中央は、開始直後から押し込まれながらも堅守で対抗した。前半22分には立て続けに強烈なシュートを浴びたが、1年生GK藤井陽登(ふじいはると)が腕一本でブロック。自陣内でDF加藤蒼大(かとうそうた)やDF矢野息吹(やのいぶき)らが厳しいマークで対応、度重なるピンチを間一髪でしのぎ、スコアレスで折り返した。

 後半も高い技術力を持つ相手の波状攻撃に苦しんだ。9分に途中出場のMF宮野流斗(みやのりゅうと)が強烈なシュートを放つも、わずかに枠の右にそれた。その後もFW多田圭佑(ただけいすけ)らを中心に反撃を試みたが、シュートに持ち込めなかった。

 防戦一方の展開の中、35分にDF長江皓亮(ながえこうすけ)主将、45分には藤井が体を張ってシュートブロックした。0-0のままPK戦へ突入かと思われたロスタイム、ドリブルを仕掛けた相手MFをペナルティーエリア内で倒し、PKを決められた。