赤見町の天明鋳物師に最高賞 国内最大規模の金工展 佐野

赤見町の天明鋳物師に最高賞 国内最大規模の金工展 佐野

 【佐野】赤見町の天明鋳物師(いもじ)、江田〓{〓 草冠に恵の異体字}(えだけい)さん(60)が制作した姥口釜(うばぐちがま)「雪間(ゆきま)」がこのほど、伝統工芸日本金工展で最高賞の文部科学大臣賞を受賞した。国内最大規模の同展での受賞に、江田さんは「前衛的と言われた自分の作品がトップの評価を受け、感無量だ」と笑顔を見せた。また同展では、江田さんの息子朋哉(ともや)さん(25)と委織(いおり)さん(19)の作品も入選。親子3人の作品は28日から、東京都内の美術館でそろって展示される。

 同展は重要無形文化財保持者(人間国宝)を含む伝統工芸作家でつくる日本工芸会の主催で、金工展としては国内最大規模。金属工芸の保存と発展を目的に始まり、47回目の今回は全国から計158点の出品があり、7人の鑑審査員が入選作品を決めた。

 親子3人の作品は28日から6月17日まで、東京都足立区の石洞美術館で展示される。開館時間は午前10時から午後5時で、月曜日は休館。入館料は一般500円、学生300円。