須田消防長(左端)から感謝状を受け取った右から豊福さん、竹渕さん、鶴見さん

 【下野】石橋地区消防組合はこのほど、人命救助に協力したとして、会社員竹渕貴文(たけぶちたかふみ)さん(47)=祇園1丁目、ドナルド・マクドナルド・ハウスとちぎ職員豊福和司(とよふくかずし)さん(23)=大光寺1丁目、石橋総合病院医師鶴見友子(つるみともこ)さん(44)=石橋、会社員土沢健太(つちざわけんた)さん(30)=上大領=に感謝状を贈った。

 昨年10月13日未明、鶴見さんの自宅外壁にワゴン車が突っ込んだ。車で通り掛かった竹渕さんが119番し、電話を代わった鶴見さんが住所を伝えた。豊福さんはスマートフォンのライトを使い周辺の交通誘導などを行った。ボンネットから煙が出始めたため竹渕さんと土沢さんが協力し、車両が炎上する前に運転席の男性(44)を車外に運び出した。男性は命に別条なかったという。

 竹渕さんは「燃えてしまうかもしれない車に人がいたので、手遅れになる前にと思い直感的に体が動いた」。豊福さんは「最悪の結果にならなくて良かった」。鶴見さんは「自宅で起きた事故に手を貸してもらいありがたい。運転手も命に別条がなくて良かった」などと話した。

 須田実(すだみのる)消防長は「一連の行動を見事なチームワークでやってくれた。みなさんの人を思いやる気持ちの表れ」とたたえた。