多くの初詣客でにぎわった宇都宮二荒山神社=2日午前、宇都宮市馬場通り1丁目

 正月の三が日、県内の主な社寺は例年並みか、それ以上の初詣客でにぎわった。晴天に恵まれたことが大きな要因という。今年の干支(えと)「子(ね)」にちなみ、ネズミの像に人気が集まった神社もあった。

 下野新聞社が県内の主な社寺に人出を取材した。

 日光東照宮(日光市)では、拝観券を購入した人や祈祷(きとう)をした人などが前年より3千人ほど多い約3万3千人に上った。担当者は「天気が良かったので、多くなったのではないか」とみている。

 日光二荒山神社、日光山輪王寺(いずれも日光市)も例年より多かった。同神社では、干支にちなんで設置した黄金色の「開運ねずみ像」が人気に。像と一緒に写真を撮ったり、かわいいとなでたりする人が目立ったという。同寺の担当者は「雪の影響もなく、今年はお天気に恵まれた」と話した。

 宇都宮二荒山神社(宇都宮市)には39万人が訪れた。前年より2万5千人少なかったが、篠崎博哉(しのざきひろや)権禰宜(ごんねぎ)は「今年は(1月)4日、5日が土日だったので、混んでいる三が日を避けてそちらに流れたのかもしれない」と推測した。

 太平山神社(栃木市)には16万人が足を運んだ。前年より多かったという。「昨年は台風19号で多くの市民が被災したので、初詣に来られない人がいるかもしれないと思ったが、多くの方に来てもらえた」と小林一成(こばやしかずしげ)宮司。家内安全などの祈祷をする人や宮司による講話を聴く人が今年は増えたという。

 惣宗(そうしゅう)寺(佐野厄よけ大師、佐野市)は前年と同じ30万人。同寺は「天気が良く、皆さんゆったりと参拝されていた」とした。

 多気山不動尊(宇都宮市)は例年同様の12万人、足利織姫神社(足利市)は前年より1千人ほど多い約1万5千人の人出だった。