茂木氏の成立に関わる最古の文書「鎌倉将軍家(源頼朝)政所下文」(茂木町提供)

古口町長(左)に茂木文書の寄贈申込書を渡した吉成まき子さん(中央)=昨年11月1日、秋田県大館市(茂木町提供)

箱に納められた茂木文書(茂木町提供)

茂木氏の成立に関わる最古の文書「鎌倉将軍家(源頼朝)政所下文」(茂木町提供) 古口町長(左)に茂木文書の寄贈申込書を渡した吉成まき子さん(中央)=昨年11月1日、秋田県大館市(茂木町提供) 箱に納められた茂木文書(茂木町提供)

 鎌倉時代から戦国時代末まで約400年間にわたり現在の茂木町を治めた茂木(もてぎ)家が代々伝えた古文書群「茂木文書(もんじょ)」が9日までに、所蔵していた秋田県の旧家から茂木町に寄贈された。現存する中世の武家文書群は少なく、県立博物館は「全国有数の史料」と評価。茂木氏が仕えた常陸佐竹(ひたちさたけ)氏の秋田への国替えに従って以来約420年の時を超え、文書が故郷へ戻った。今後、研究の進展が期待される。

 昔の公文書としての同文書群は全部で86点あり、佐竹氏家臣の子孫である秋田県大館市十二所の吉成(よしなり)家が明治30年代から所蔵してきたと考えられている。