展示された作品と椿さん

 【栃木】茂木町大瀬の陶芸家、椿巌三(つばきいわみ)さん(73)の作品展示会が、平柳町1丁目の呉服店「丸森」内ギャラリーで開かれている。登り窯で焼き、緋(ひ)色鮮やかな茶わんやつぼなど約40点の力作が並ぶ。31日まで。

 椿さんは東京都生まれ。大学卒業後に茶の湯を学んでいたところ、焼き物に魅了され陶芸家を志すようになった。益子焼製造販売の塚本製陶所(現つかもと)での修行を経て、1984年に同町で築窯。首都圏を中心に多数の個展を開いている。

 椿さんの窯は松のまきを使用した穴窯。茂木や信楽の土を使用した焼き締めにこだわる。作品は近年制作したもので、灰の降り方などで緋色や緑、黒や白など色が鮮やかになっている。椿さんは「陶器をまきで焼くという日本人が育んできたものが、どんなものなのかをぜひ見てほしい」と話している。

 椿さんが焼いた茶わんでお茶が飲めるサービスもある。月曜定休。(問)丸森0282・23・1057。