83歳で「そば打ち4段」 宇都宮の滝沢さん、努力実る

 【宇都宮】そば打ち愛好団体、栃木のうまい蕎麦(そば)を食べる会(芳田時夫(よしだときお)会長、200人)所属の緑2丁目、自営業滝沢秀行(たきざわひでゆき)さん(83)はこのほど、全麺協(本部・東京)の「素人そば打ち」認定会で最高位の5段に次ぐ4段に昇段した。全麺協によると、合格時点で83歳は「たぶん最高齢」。滝沢さんは挑戦を温かく見守ってくれた会員に感謝し、さらに精進している。

 70代になってそば打ちを始めた滝沢さん。2011年に東日本大震災の被災者を支援した際、仲間が振る舞う手打ちそばが喜ばれるのを見て、「自分ももっと腕を上げたい」と考えた。同年、「食べる会」の門をたたいた。

 会員は年長者の滝沢さんを敬いつつも、時に冗談を交えながら水加減やこね方などを厳しく指導。そのかいあって入会後すぐ初段に合格し、順調に段位を挙げた。「仲間に恵まれ、そば打ちを楽しんでいます」(滝沢さん)。

 滝沢さんは高齢に加え一時体調を崩したため昇段を諦めたが、会員らの励ましで2月に東京で開催された認定会に挑戦し、見事4段を取得した。