料理五輪金メダリストが郷里・黒羽で講演 フランス料理シェフ、米在住の佐藤さん 大田原

 【大田原】フランス料理のシェフとして世界を舞台に活躍した旧黒羽町出身、米国カリフォルニア州在住の佐藤了(さとうりょう)さん(79)が同郷の妻芳江(よしえ)さん(70)と共に帰郷し、黒羽・川西地区公民館でこのほど講演した。市と同州ウエストコビナ市との姉妹都市交流が始まる橋渡しをした佐藤さんは、世界料理オリンピック金メダルなどの輝かしい足跡を紹介。「食は世界の共通語。国際人を育てるためにも食育が重要になる」と語った。

 佐藤さんは1964年、東京五輪の選手村の料理人に選ばれ、渡米してレストランを経営。80年の世界料理オリンピック・ドイツ大会で米国チームの優勝に貢献し、個人でも金メダルを獲得した。引退後は東日本大震災の被災地で料理を通じた支援活動も続けており、今回の帰国でも福島県相馬市を訪ねている。

 講演会は、黒羽高齢者ほほえみセンター協議会(和気隆(わきたかし)会長)が国際交流事業として主催した。