市内小学5年生が熱戦を繰り広げた百人一首かるた大会

 【真岡】市内の小学5年生を対象にした「市百人一首かるた大会」(百人一首かるたの会主催)が7日、田町の市武道体育館で開かれた。毎年、市内全小学校の代表が熱戦を展開してきたが、年間行事の見直しや教員の負担軽減などを理由に、10回の節目を迎えた本年度が最後となった。この日は真岡東小Bチームが頂点に立ち、有終の美を飾った。

 大会は日本古来の文化に触れることや、他校の児童との親睦を深めることなどを目的に2011年度から開かれている。市内の教員が中心となって運営し、参加校は放課後や冬休み期間中も練習を重ねてきた。

 一方、4月からの新学習指導要領移行に伴う学校行事の見直しや教員の負担軽減の視点から、大会のあり方について検討が進められてきた。大会についてのアンケートへの回答なども踏まえ、節目となった本年度での終了を決めた。

 事務局である市教委は、日本文化に触れるという目的は、新学習指導要領に掲げられる「複数教科での横断的な学び」で実現できるとしている。

 本年度の大会は市内全14校から24チームが参加した。5人一組の団体戦で、一人一人が正対する相手チームの選手と札を取り合い、合計を競う。静寂の中読み札が読まれると、子どもたちは「はいっ」と声を上げ、我先に札を取り合った。

 予選を勝ち抜いた8チームが決勝トーナメントに進み、決勝は真岡東小Bと真岡西小Aが激突。真岡東小Bが49対36で勝利し、最多となる5回目の優勝を飾った。キャプテンの小林泉(こばやしいずみ)さん(10)は「休み時間や冬休みにお手つきをしないように意識して練習してきた。最後の大会と聞き、優勝を目指していたのでうれしい」と笑顔を見せた。