手芸品、新入生らに寄贈 高根沢・91歳の長岡さん

 【高根沢】宝石台の長岡(ながおか)ヒロヱさん(91)は、特技の手芸の腕を生かして子どもたちや高齢者施設に手づくりの作品を町を通じて贈り、喜ばれている。

 今年も新1年生などに交通事故に遭わないよう願いを込めた「交通安全帽子」375個を贈ったのをはじめ、タオルで作った人形「頑張る象」や紙人形、クッションなどを町に寄託した。その数はこの8年間で4千個にもなる。

 長岡さんは10年ほど前に高齢者のサークル「生きがいクラブ」を結成。中学校の家庭科の教員だった経験を生かし、仲間5人と手芸作品を作っては、町内の学校や東日本大震災の被災地に贈る活動を続けてきた。

 今、活動しているのは大正生まれの長岡さん1人になってしまったが製作意欲は衰えていない。「もらっていただけることに感謝しています。手先を動かすのは健康にいい。100歳まで元気で寄贈を続けたい」と話している。