「もみじ通り」に再びモミジの木を 資金はCF、光琳寺が植樹始める 宇都宮

 【宇都宮】もみじ通りの西端にある光琳(こうりん)寺(西原1丁目)が、インターネット上で資金を集めるクラウドファンディング(CF)で寺にモミジの木を植えるプロジェクトを始めた。かつて通り名の由来となったモミジの木を街に復活させようと同寺副住職の井上広法(いのうえこうぼう)さん(38)が約10年前から構想を温めてきた。井上さんは「街に住んでいる人から観光客まで、誰もが集えるモミジの寺にしたい」と念願のプロジェクト成功に向け支援を呼び掛ける。

 もみじ通りは昭和時代、生活雑貨や生鮮食品を扱う店が並ぶ「もみぢ通り商店街」として、地元住民でにぎわった。後継者不足などの理由から2007年に商店会が解散したが、11年以降は若者向けの店が相次いで出店し、地域再生が実現した街として注目されている。

 しかし、かつてもみじ通りと二条通りの交差部分にあったとされ、商店会を象徴していたモミジの木は姿を消したまま。井上さんは新たにモミジの名所をつくることで街に人を呼び込み、地域の人が気軽に憩える場としたい考えだ。