新春記者会見に臨む福田知事=6日正午、県庁記者会見室

 福田富一(ふくだとみかず)知事は6日の新春記者会見で、昨年10月の台風19号で被災した河川や道路などの公共土木施設のうち、緊急性の高い92カ所について、次の出水期までに復旧を完了させる考えを明らかにした。

 現在、県内1119カ所の河川や道路を対象に、国による災害査定が行われている。県は県管理7河川については改良復旧などを求めており、福田知事は「国との協議が整ったものは順次、補正や当初予算で対応する」と述べた。現時点で永野川、秋山川、思川、荒川、黒川は改良復旧の見通しがついている。

 福田知事の任期満了まで1年を切る中、「台風19号の復旧復興が一番の課題」とした上でハード、ソフトの両面で災害対策を強化する方針を示した。今回の災害を踏まえ、地域防災計画や県国土強靱(きょうじん)化地域計画も見直す。

 一方、今夏の東京五輪に向けては「ハンガリー選手団の陸上競技をはじめ、多くの競技の直前合宿が予定されている」と述べ、選手と県民の交流を進めていくとした。訪日外国人客へのPRにも取り組む。