参加した有名アーティストと並び写真撮影に応じる柿沼さん(2列目左から2人目)=6日午後8時15分、東京都現代美術館

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会などは一般公開に先立ち6日、東京都現代美術館で「東京2020公式アートポスター展」のプレス向け内覧会とオープニングセレモニーを開催、矢板市出身の書家柿沼康二(かきぬまこうじ)さんら国内外19組のアーティストが制作した20作品を初公開した。

Web写真館に別カットの写真

 五輪ポスターは漫画家浦沢直樹(うらさわなおき)さんらの12作品、パラリンピックは柿沼さんらの8作品。同館エントランスホールには、にじみを利かせた青墨で漢字1文字を画面いっぱいに描いた柿沼さんの作品「開(Open)」をはじめ、漫画や写真、イラストなどで個性豊かに表現された渾身(こんしん)の一枚が並んだ。

 小池百合子(こいけゆりこ)都知事らが出席したオープニングセレモニーでは、アーティスト選定委員会の青柳正規(あおやぎまさのり)委員長が「価値観や美的センスが多様化している時代にふさわしい、バラエティーに富んだ創造性を確認できる作品がそろった」とあいさつした。

 作品紹介とともに14組が登壇し、柿沼さんは「全身全霊が宇宙に向かって無条件にぱーっと開くことが爆発だとした芸術家岡本太郎(おかもとたろう)の哲学が作品の根底」と話し、自身の頂へ日々挑むアスリートの魂を胸に制作したと明かした。

 同展は7日~2月16日。観覧無料。ポスターは機運醸成に向けて活用され、3月ごろからは公式ライセンス商品としても順次展開していく。