両市連携のクルーズをPRする両市町と両キャラクター

 栃木県栃木市と佐野市の魅力を広くPRしようと、両市などは3月8日、東京湾でクルーズ船ツアー「ようこそ!いちご王国クルーズへ!」を初めて開催する。両市連携事業の第1弾で、船内で特産品を提供・PRするほか、ご当地キャラクターの「とち介」「さのまる」「とちまるくん」がステージを披露する。両市の市長が6日、栃木市役所で合同会見を開き、概要を公表した。

 クルーズは午前11時40分発の「ランチクルーズ」と、午後4時発の「サンセットクルーズ」の2便。ともに定員は200人。出航1時間前からイベントがスタートする。料金は大人7800円、子供6千円。東京湾を拠点としたクルージングレストラン「シンフォニー」のシーライン東京が運航する。主に首都圏などからの参加を見込んでいる。

 船内では、ニラやイチゴ、佐野ラーメン、いもフライといった地元の食材やグルメを取り入れた特別コース料理の提供を検討している。イチゴのオリジナルカクテルも販売する。東京湾を背景にした3キャラクターとの写真撮影会や、グッズ販売なども予定している。

 両市は昨年7月、首長懇談会を開き、観光誘客などの分野で広域連携に取り組む方針を確認した。今回のクルーズ船ツアーは、その第1弾となる。今後は、台風19号による被害からの復興に向けた取り組みを進めつつ、両市の発展に向けた連携をより強める方針。両市にまたがる三毳(みかも)山を活用した観光振興策を検討しているという。

 岡部正英(おかべまさひで)佐野市長は「イチゴを通じた魅力を発信し、両市への誘客につなげたい。多くの人に参加してもらいたい」と期待する。栃木の大川秀子(おおかわひでこ)栃木市長は「両市の枠を超えて資源を持ち寄り、効果的な連携を図っていきたい」との意向を示した。