県内は5日、低温に伴う路面凍結でスリップ事故が相次いだ。県警交通企画課によると、午前0時から正午までに計104件が発生。半数以上の計57件がスタッドレスタイヤなどの滑り止め装置を使用していた。

 同課によると、車両単独の事故が82件で最多。次いで追突15件、出合い頭と正面衝突が各2件と続いた。

 県南や県央での発生が目立ち、管内別では栃木署20件、下野署18件、真岡署14件の順だった。栃木市尻内町の国道293号では単独事故5件が相次いだため、栃木署は午前4時35分から約2時間半、最大約4キロの区間を通行止めにした。

 スリップによる人身事故は計4件。真岡市内で発生した車両同士の正面衝突事故では、同市、70代女性が胸にけがを負った。他3件は自転車の単独事故でいずれも軽傷だった。

 同課は「スタッドレスタイヤは降雪には強いが凍結には弱い。滑り止めを過信せず、急ブレーキや急ハンドルを避けるよう心掛けてほしい」と呼び掛けている。