キンブナ親魚を水田に放流 今年のプロジェクト始動 市貝

 【市貝】サシバの里協議会は、町や県芳賀農業振興事務所、県水産試験場との協働で行っている「キンブナプロジェクト」の本年度最初の活動として11日、採卵のための親魚を2地区の飼育農家各1軒の水田に放す作業を行った。

 キンブナは県レッドリスト絶滅危惧?類に指定されている希少種。町内で捕ったキンブナを増やして町おこしの資源としても活用しようと、昨年から水田での生産を本格化させた。

 作業には計12人が参加。飼育用の池から運んだ体長10センチ前後の親ブナ約80匹を2軒に分け、人工の藻を入れた1メートル四方のかごに入れて水田に設置した。

 卵が人工藻に産み付けられてから藻ごとかごから出して田に戻し、ふ化を待つ。稚魚は水田のプランクトンなどを餌にして成長、給餌もしながら育て、秋の稲刈り前に水揚げする。