【大田原】「黒羽茶」の産地、須賀川の「須藤製茶工場」で10日、一番茶の茶摘みが始まった。
須賀川地区はかつて茶の生産が盛んだったが、同工場は現在、栽培から加工販売まで手掛ける市内唯一の製茶工場。茶畑約50アールで収穫するほか、地区内外から製茶を受託している。
今年は茶葉の量が多く出来も良好で、暖かな日が続いたため昨年より10日ほど収穫が早いという。
この日は早朝から50代~80代の男女6人が青々とした葉を手際よく摘み取ったが、天候の変化を見越して午前中で作業を終えた。今週末に再開するという。
(問)同工場0287・58・0010。