日光に登山シーズン 二荒山神社中宮祠で「開山祭」 650人が山頂目指す

 【日光】日光連山の山開き神事「開山祭」が5日、奥日光の日光二荒山神社中宮祠で開かれた。同神社神職が男体山の山頂へ通じる登拝門の扉を開け、登山シーズンの到来を告げた。

 神事には氏子や地元関係者ら約80人が参列。拝殿で安全を祈願し、吉田健彦(よしだたけひこ)宮司が厳かに登拝門のかんぬきを外した。続いて1合目の遙拝(ようはい)所まで登り、山頂の奧宮に向かって拝礼した。

 同日の奥日光は青空が広がったが、寒気の影響で男体山山頂は正午まで氷点下の気温となり、うっすらと雪化粧した。それでも登山解禁時間の午前6時から、計約650人が山頂を目指した。閉山日は10月25日。

 午前中のうちに登頂した群馬県館林市西高根町、会社員出井敏治(いでいとしはる)さん(59)は「この日を待っていた。4合目から吹雪となったが、登り切って達成感に浸った。夏の登拝祭で再び登りたい」と話していた。