足大付の攻撃をけん引する2年生エースの益嶋=11月9日、作新との県予選決勝より

1年時から正セッターを務める佐藤。冷静なトスワークで勝利を引き寄せる=12月10日、国学栃木高体育館

足大付の攻撃をけん引する2年生エースの益嶋=11月9日、作新との県予選決勝より 1年時から正セッターを務める佐藤。冷静なトスワークで勝利を引き寄せる=12月10日、国学栃木高体育館

 第72回全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)は5日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕し、12日までの延べ5日間、都道府県の代表男女各52校(北海道、神奈川、大阪は2校、東京は3校)が頂点を目指してしのぎを削る。

 県勢は男子の足大付(2年ぶり39度目)が5日午後4時45分から不来方(こずかた)(岩手)と1回戦を戦う。女子の国学栃木(33年連続34度目)は2回戦から登場し、6日同4時50分から延岡学園(宮崎)-奈良文化(奈良)の勝者と対戦する。全国の強豪に挑む県勢の戦いを展望する。

■レシーブ強化、粘り生む 男子・足大付

 1、2年生が主力の若いメンバーで、2年ぶりに「春高」の舞台に戻ってきた足大付。リベロを除く先発6人の平均身長は181・5センチと高くはないが、ポジションを流動的に変えながら攻撃する柔軟性と自在性が大きな武器だ。

 エースの益嶋玲矢(ますじまれいや)はパワフルな強打が持ち味。187センチのセンター柳沢賢(やなぎさわけん)、器用な1年生エース寺内剛仁(てらうちたけひと)らが繰り出す多彩なアタックをセッターの大竹隼実(おおたけはやみ)が操る。新井房巳(あらいふさみ)監督は「攻撃は全国でもある程度通用すると思う」と自信を示す。

■多彩な攻撃、高さも武器 女子・国学栃木

 前回大会をもってチームを43年率いた福田均志(ふくだひとし)監督が勇退。バトンを受けた曳地俊一(ひきちしゅんいち)監督の下で歴史をつなぎ、34度目の春に挑む。

 1年時から「春高」を経験してきたセッター佐藤花優(さとうはゆ)を中心に、多彩なアタッカー陣がそろう現チーム。オープンバレーに偏らないのが特徴 であり強みだ。