第98回全国高校サッカー選手権大会第3日は2日、千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムほかで2回戦を行い、本県の矢板中央は大手前高松(香川)を2-1で下し、3年連続となる3回戦進出を決めた。
矢板中央は序盤から球際の強さを見せて試合を支配。32分には靏見拳士朗(つるみけんしろう)が敵陣左からミドルシュートを突き刺し先制点を奪った。しかし、39分には相手のロングスローから自陣ゴール前でパスをつながれ、同点とされた。
後半はFW久永武蔵(ひさながむさし)を投入。15分には敵陣左でボールを収めたMF左合修土(さごうしゅうと)が巧みなターンでマークをかわし、ゴール右隅に勝ち越し弾を決めた。守備陣は19分に相手の決定的な右クロスをDF坂本龍汰(さかもとりゅうた)が間一髪でブロックするなど、相手の猛攻を跳ね返して逃げ切った。 大会第4日は3日、各地で8強入りを懸けた3回戦8試合を行い、矢板中央は午後2時10分から、千葉市のフクダ電子アリーナで鵬学園(石川、3年ぶり2度目)と戦う。